インプラントImplant

インプラントの治療方針について

将来のこともしっかり考えた治療の選択をご提案いたします

将来のこともしっかり考えた治療の選択をご提案いたします

歯が抜けた場合の治療の選択肢の1つとしてインプラント治療を当院でも行ってはいますが、必ずしもインプラントが必要というわけではないと考えています。
ご高齢の方からは「自分の年齢を考えるとインプラントはいいです」というお言葉をいただくこともあります。インプラント自体はむし歯にはなりませんが、お手入れがおろそかになると、歯周病にかかることはあります。歯周病になってしまうと、その後の治療が大変であることは想像がつくかと思います。
例えば、年齢を重ね体調が悪くなり、日々の十分なお手入れができないとインプラント自体が負担になることもあると思います。その場合にはインプラントではなく入れ歯治療など他の治療方法をご提案し、ご納得いただく治療を選択いただけたらと思っています。患者さんの今後のことも見据えながら、インプラントを選択するか、しないかをご本人の意思も大切にしながら慎重に見極めた上でインプラント治療を行います。

CT検査

当院では骨の状態を的確に把握するために術前に歯科用CTでの撮影で行い、以下の項目を測定しています。
インプラント術前CT検査・撮影で、最も重要なポイントは画像処理と言っても過言ではありません。口腔内の状態を確認し、治療計画を立てていきます。

CT検査
  • (1)骨量診断3次元(立体)空間の把握が可能で実寸での骨の計測が可能。
  • (2)骨質診断CT値による骨密度の把握が可能。

病気がある場合やインプラント前のリスクなどについて詳細がわかるため、よりご納得いただいた状態で安全な治療が受けられるようになります。

使用するチタンについて

使用するチタンについて

インプラントでも使用している人工歯根(チタン)は生体親和性に優れ、強度も十分な金属です。
骨の代わりに人工骨として体の中に埋め込まれたり、歯の代わりに顎の骨の中に埋め込まれる事が多く、当院でもインプラントで使用しています。当然、金属アレルギーのリスクもかなり低く、安全性の高い金属ですのでご安心ください。

インプラント治療の流れ

  • STEP01

    事前検査・現状説明

    インプラント治療を始める前には、事前検査が重要です。レントゲン撮影・口腔内模型検査などを行い、綿密な治療計画を立てます。患者さんに現状をしっかりお伝えし、治療方針に同意を得てから手術の日程を決定します。
    もし事前検査でむし歯や歯周病などがわかった場合にはその治療を優先します。

  • STEP02

    治療開始

    インプラント治療を開始しても問題ないか、口腔内を確認した上で治療を開始します。
    局部麻酔を行い、顎の骨にインプラントの土台を埋め込みます。

  • STEP03

    インプラントと骨が結合するまで待ちます

    手術後にすぐに次の治療ができるわけではなく、インプラントの土台と骨が結合するまでお待ちいただきます。個人差はありますが、約2ヶ月~6ヶ月が目安です。この間にも口腔内が清潔な状態を保つことが重要です。

  • STEP04

    人工歯の装着

    インプラントが顎の骨と結合したことを確認し、インプラントの上に人工の歯(上部構造)を装着します。

  • STEP05

    上部構造を装着

    インプラントのヘッドの部分に人工の歯(上部構造)を装着します。これでインプラントを装着する治療は終了です。

インプラントのお手入れ

メインテナンスと定期検診

インプラントを装着した後、重要となるのは良いメインテナンスです。インプラントを長持ちさせるためには、定期的に通っていただく必要があります。異常がないかだけでなく、インプラントのネジの締まり具合や噛み合わせの調整も必要になります。
また、インプラント自体は人工の歯なのでむし歯にはなりませんが、メインテナンスを十分に行わないと歯周病になることもあるため、正しいメインテナンスを毎日ご家庭でも行っていただくことが必要です。

インプラントの料金

検査料金 33,000円
インプラント 187,000円
上部構造(被せ物) 110,000円

※料金は税込みです。

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